米作りは何時間かかる?1反・3反・5反で作業時間をリアル比較【初心者向け】

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結論|米作りは「面積」よりも「最初の1反」が一番大変

米作りにかかる作業時間は、面積が増えるほど単純に比例するわけではありません。
結論から言うと、1反あたりの作業時間は、面積が大きくなるほど短くなる傾向があります。

初心者が1反だけ作る場合、段取りや移動、準備に時間がかかり、意外と忙しく感じます。
一方で3反、5反と増えていくと、同じ作業をまとめて行えるため、**「面積は増えたのに、思ったほど時間は増えない」**という状態になります。

兼業農家を目指す人にとって重要なのは、
「何反までなら現実的に回せるのか」を作業時間で把握しておくことです。


前提|この記事で想定する条件

この記事では、以下のような一般的な小規模米農家を想定しています。

  • 福岡県など平地の水田
  • 作業は基本1人(繁忙期は一部手伝いあり)
  • 機械は借りる or 委託を一部利用
  • 乾燥・調製はカントリーまたは業者委託
  • 育苗はJAまたは委託苗

※あくまで目安時間なので、圃場条件や経験で前後します。


面積別|年間作業時間の目安(一覧表)

作業内容1反3反5反
育苗・準備5時間8時間10時間
田起こし・代かき4時間6時間8時間
田植え3時間5時間7時間
水管理(年間)20時間30時間40時間
草刈り・管理10時間18時間25時間
収穫(刈取り)4時間6時間8時間
その他(移動・片付け)6時間8時間10時間
合計約52時間約81時間約108時間

作業時間が伸びにくい理由

数字を見ると、

  • 1反 → 約52時間
  • 3反 → 約81時間
  • 5反 → 約108時間

となっており、面積は5倍でも時間は約2倍程度です。

これは、米作りの作業に**「面積に比例しない時間」**が多いからです。

段取り・準備は1反でも5反でもほぼ同じ

田植え機やトラクターの準備、移動、片付けは、
1反でも5反でも大きく変わりません。

そのため、1反だけ作る場合は
「準備の割に作業量が少ない」=割高な労働になります。


一番時間を取られるのは「水管理」

意外に思われがちですが、米作りで最も時間を取られるのは水管理です。

  • 見回り
  • 水量調整
  • 雨後の確認
  • 真夏の水落とし判断

これらは毎日の積み重ねで、
1回5分でも年間では大きな時間になります。

面積が増えると水管理の回数自体は減らせませんが、
一度の見回りで複数の田んぼをまとめて確認できるため、効率が上がります。


兼業農家なら何反が現実的?

サラリーマンや別の仕事をしながらの場合、目安は以下です。

  • 1〜2反:休日中心。体験的・趣味寄り
  • 3反:平日少し+休日。現実的な兼業ライン
  • 5反:繁忙期はかなり忙しい。覚悟が必要

特に田植えと収穫の時期は作業が集中するため、
有休取得や家族の協力が前提になります。


時間効率を上げるために意識したいこと

初心者ほど「全部自分でやろう」としがちですが、
時間を抑えるには割り切りも重要です。

  • 育苗は委託する
  • 乾燥・調製は迷わず外注
  • 草刈りは道具に投資する

作業時間を減らすことは、
結果的に体力・モチベーションの維持にもつながります。


まとめ|作業時間を知ると、規模の判断がしやすくなる

米作りは「面積が増える=大変になる」ではありません。
むしろ、最初の1反が一番効率が悪く、規模が少し増えると楽になる作業です。

これから米作りを始める人は、
まずは作業時間の現実を知ったうえで、

  • 自分の使える時間
  • 家庭や仕事とのバランス

を考えながら、無理のない規模を選ぶことが大切です。

にじいろ商店

こんにちは。
高校卒業後、10年の土木経験を経て28歳で独立。
大好きだった祖母が残した田んぼを継ぎたいと思い31歳から兼業で米農家の道へ。
農業知識0から米農家へ、どんなものがたりが待ち望んでいるのか。
毎日楽しみながら投稿してます。

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