結論
小規模米農家は、いきなり規模拡大しなくていい。
2反→5反→10反にはそれぞれ「超えない方がいい壁」があり、
収入が増える=楽になる ではないのが現実です。
結論から言うと、
- 2〜3反:学習フェーズ(赤字を出さなければ成功)
- 5反前後:副業としての上限ライン
- 10反以上:考え方を“農家モード”に切り替える必要あり
この分岐を理解せずに拡大すると、
**「忙しいのにお金が残らない米農家」**になります。
前提条件
この記事は、
- 農業知識ほぼゼロから
- 小規模・個人・家族経営
- 機械は基本レンタル or 中古想定
という、あなたのブログ読者ドンピシャの前提で書いています。
「大規模化すれば儲かる」という理想論は一切扱いません。
規模別|収入・負担・判断基準の違い
| 規模 | 年間利益目安 | 労働負担 | 正直な評価 |
|---|---|---|---|
| 2反 | 約35万円 | 低 | 練習として最適 |
| 5反 | 約85万円 | 中 | 副業の限界点 |
| 10反 | 約170万円 | 高 | 覚悟が必要 |
※1反あたり利益17万円前後で単純計算
※天候・販売方法で上下あり
2反〜3反|「規模拡大しない勇気」が正解
この段階は、
稼ぐよりも失敗しないことが最優先です。
- 作業段取り
- 時間の読めなさ
- 天候リスク
- お金が出ていくタイミング
これを体で理解するフェーズ。
ここで
「もっと作れば儲かりそう」
と感じても、まだ早いです。
👉 この段階での正解
赤字を出さず、1年回すこと
5反前後|副業としての“天井”
5反になると、
収入はそれなりに増えます。
でも同時に、
- 田植え・稲刈りが一気に重くなる
- 平日対応が増える
- 天候トラブルの影響が倍増
「週末農業」では回らなくなる瞬間が出てきます。
ここが分岐点👇
- 副業として割り切る → OK
- 本業レベルを求める → しんどい
👉 この段階での正解
「これ以上増やす理由」を言語化できるか
10反以上|考え方を変えないと詰む
10反を超えると、
もう「趣味」「副業」ではありません。
- 機械投資をどうするか
- 外注するか
- 直販に振り切るか
経営判断が必要なゾーンに入ります。
ここでよくある失敗が、
「今までと同じやり方で面積だけ増やす」こと。
結果👇
- 忙しい
- 壊れる
- お金が残らない
👉 この段階での正解
農業を“作業”ではなく“経営”として見ること
規模拡大しなくても、利益は伸ばせる
ここが一番大事です。
米農家は、
面積を増やさなくても利益を伸ばせます。
- 直販比率を上げる
- 無駄な外注を減らす
- 作業を「やらない」選択をする
実際、
5反でも10反並みに稼いでいる人はいます。
まとめ|規模拡大は「手段」であって「目的」じゃない
- 小規模米農家は、無理に広げなくていい
- 規模ごとに“正解”は違う
- 増やす前に「なぜ増やすか」を考える


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