初めてのトラクター耕しと学んだコツ

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来年、いよいよ初めての米づくりに挑戦します。
今はその準備として、トラクターで田んぼを耕す練習を重ねているところです。

エンジンをかけると「ドドドドッ」と響く音。最初はそれだけで少し緊張していましたが、最近ではその音を聞くとワクワクするようになってきました。
まだぎこちない運転ですが、土の匂いや風の心地よさに触れていると、「ああ、少しずつ農家らしくなってきたな」と感じます。

今回は、そんな初めてのトラクター耕しで気づいたこと、失敗したこと、そして地域のベテラン農家さんから教わった“ちょっとしたコツ”をまとめてみました。


◆基本的なトラクターのルート

①端からトラクターの幅三台分を残して中を上下に           ※注意点   

・正面のあぜにぶつからないように早めに旋回すること。

・旋回時は必ずロータリーを上げてから180度旋回。

➁反時計回りに外周を内側から三周               ※注意点

・この時も必ずロータリーを上げてから90度旋回。

                                       

            

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Q

なぜ反時計回りなの?

運転席側からあぜが見えやすく、端まで綺麗に耕せるからだよ!

なるほど!

これだと私でも綺麗に耕せそうだね。

                                                                              

                                                       

                                                                                                              

                                                  

                                                            


◆ なぜ田んぼを耕すのか?

最初は「耕す」ことの意味すら、正直よく分かっていませんでした。
でも教わるうちに、その大切さが少しずつ見えてきました。

トラクターで土を耕す目的は、ただひっくり返すことではなく、

  • 土に空気を入れてふかふかにする
  • 雑草や稲わらをすき込み、分解を促す
  • 肥料をまんべんなく混ぜる
    といった、来年の米づくりの“土台”を整える作業なんです。

「いい米は、いい土から」。
その言葉の意味が、最近ようやく実感として分かってきました。


◆ 初心者がつまずくポイント

正直、最初のうちは失敗だらけでした。

まず多かったのが草がロータリーに巻きつくこと。
(ロータリーとは、トラクターの後ろで土をかき混ぜる爪の部分です。)
草刈りをしてから何日も放置した田んぼを耕そうとしたら、長い草がロータリーに絡みついて途中で動かなくなってしまいました。
絡んだ草を取るのにも時間がかかって大変……。

もうひとつはまっすぐ進めない
田んぼの端から端まで耕すだけなのに、気づくと蛇行していたり、深さがバラバラだったり。
ハンドル操作も繊細で、思った以上に難しい作業です。


◆ 地元農家さんからのアドバイス

そんなとき、隣のベテラン農家さんが声をかけてくれました。
草刈ったら、すぐ耕さんといかん。草が伸びる前、タイヤの跡が見えとるうちにやるのが一番よ。

なるほどと思いました。
確かに、草が長くなるほどロータリーに絡みやすいし、前回走った跡が見えなくなると、次のラインをどこに合わせたらいいか分からなくなります。

それからは、草刈りの翌日には必ずトラクターに乗るようにしました。
短い草なら絡まりも少なく、土がまだ柔らかいうちに作業できるので効率も良くなります。

「タイミングが大事」――これは、どの作業にも通じる教えだと感じました。

このように草が短く、前回のトラクターの跡が残っている方が作業しやすいね。

タイミングを逃して跡がわからなくなったら、水糸を真っ直ぐひいてスプレーをしたりして目印があるとわかりやすいよ!


◆ エンジン回転と走行速度のバランス

次に教わったのが、エンジン回転と走行速度のバランス
最初は「速く進めば早く終わる」と思っていたのですが、それでは爪が土をしっかりかき混ぜられず、浅い耕しになってしまうんです。

農家さんいわく、

  • エンジン回転:2000〜2200rpm
  • 走行速度:1速か2速(ゆっくり)
    が基本とのこと。

ゆっくり進むほど、土がきれいに細かくなり、草やワラも均一に混ざります。
トラクターは「速さより丁寧さ」が大事――この感覚は頭ではなく、体で覚えていくものだと実感しました。


◆ 耕すタイミングと天気も重要

もうひとつ大切なのが、土の水分量です。
雨上がりすぐに耕すと、土がベタベタにくっついてロータリーが泥団子だらけに。
逆にカラカラに乾いていると、爪がうまく入らず、土が粉のように舞ってしまいます。

理想は、雨の2〜3日後、土の表面が少し乾いた頃
靴で踏むと軽く沈むくらいの硬さがちょうどいいと教わりました。
この感覚を掴むのが、またひとつの経験なんだと思います。


◆ トラクター作業は不思議と癒しの時間

不思議なもので、トラクターに乗っていると、次第に気持ちが落ち着いてくるんです。
エンジン音のリズム、土をひっくり返す感触、風に混じる草の香り。

最初は「怖い」「難しい」と感じていたのに、今では「気晴らしの時間」になっています。
真っすぐきれいに耕せたときの達成感は格別で、思わず写真を撮りたくなるほどです。

「今日はうまくいったな」と思える日が少しずつ増えていくのが嬉しい。
この積み重ねが、きっと来年の田植えにつながっていくのだと思います。


◆ まとめ|焦らず、丁寧に

トラクターでの耕し作業は、米づくりの最初の一歩です。
最初は失敗して当たり前。でも、その失敗の中にたくさんの学びがあります。

焦らず、慌てず、丁寧に。
それが今の自分にできる精一杯の“土づくり”です。


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